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春の京都

花屋旅館

 
 桜の季節、高瀬川にゆらゆらと浮かぶ花筏を眺めながら朝食がとれるのは、花屋旅館をおいてほかにない。網代編みの天井や飾り障子、由緒ある掛け軸が飾られた「聴水居」。かつてお茶室として使われていた朝食専用の部屋で、女将手作りの京名物に舌鼓を打つ。喧騒とは無縁の朝のひとときに、素晴らしい1日の始まりを実感するだろう。客室はすべて6畳。窓を開ければ目の前に桜が。ソメイヨシノ、八重桜、山桜と種類の違う桜三昧を楽しんで、春を謳歌したい。  

 
 
手前の飛竜頭は老舗「近喜」のもの。具だくさんで、子供の握りこぶしほどもある。だし巻きは錦市場の「三木鶏卵」で仕入れたものを朝の一番だしで再度味つけ。季節の小鉢は、もずく、大根おろし、あんぽ柿をあえている。漬けものや赤だしもすべて女将のこだわりの味だ。

夜の街、木屋町から歩いてすぐ。心地よい夜風に吹かれて、ぶらりぶらりと宿まで帰りたい。
はなやりょかん
住所/京都市下京区西木屋町通四条下ル船頭町201  TEL/075(351)4398  門限/22時  アクセス/阪急河原町駅より徒歩3分  料金/1泊朝食付き6500円  部屋数/5室(3組まで) 
 
 「デリシャス」イチ押しの本
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