|
若き天才ショコラティエ、ピエール・マルコリーニ氏のチョコレートは、"初めにカカオありき"。まず前歯で一口噛んで歯ざわりを楽しみ、次に舌の上でゆっくりととかしてください。まわりをうっすらコーティングするチョコがベールを脱ぐようにすっととけ、中のガナッシュやキャラメルがクレッシェンドで香りをふくらませる。鼻から抜ける瞬間にはカカオの産地の匂いをかぎ取り、余韻の深さに陶酔する......。そう、それはワインと同じ。なめらかな口どけで舌を愛撫し、カカオ豆の芳醇な風味を堪能させてくれるのです。ビターチョコが苦手でも、この店の味で目覚めて、とりこになった人は数知れず。ベルギーのお家芸的なミルクやホワイトチョコも、甘すぎない大人のテイストで攻めています。
もっと深みにはまりたい方は、2~3階のカフェへ。パティシエ、グラシエ(アイスクリーム職人)、コンフィズリエ(ジャムや砂糖漬け菓子職人)のディプロマも持つ氏のレシピによる、チョコレートのアイスクリームやケーキ、ドリンクなどが勢揃い。意外にも客の半数は男性だそうで、彼を誘ったら喜ばれるかも。
|
|
 | | 人気抜群の"マルコリーニ チョコレート パフェ"(右)1600円と、コアントローが香る"チョコレートエスプレッソスムージー"(左)1200円。
|
 | | | バレンタインデーのおすすめは、華やかな香りの"シャンパントリュフ ラウンドボックス"。2300円。 |
|