|
「料理選びはまずコミュニケーション」という上村和世シェフの考えどおり、メニューにはおまかせコース3500円~とあるが、きっちり内容が決まっているわけではない。客の好みや食べたいものを聞いて、「今日は津軽の沖めばるが入ったからアクアパッツァはいかが」とすすめたり、客は「リコッタチーズが食べたいから使って」とわがままがいえる。シェフは嬉々として「そんな使われ方がうれしいんですよ。メニューにないものだってできるものならなんでも作ります」という姿勢。確かなテクニックに裏打ちされた並はずれた応用力と瞬発力が、オープンして半年もたたないうちに大ブレイクした理由のひとつなのだ。客のどんなニーズにも応えられるよう、イタリアはもちろん北海道から九州まで、日本中から仕入れる食材の豊富さもいうまでもない。契約農家の元気な無農薬野菜たちも大きな役割を担っている。
|
|
 | | | スパッカレッラ トマトとリコッタチーズのノルマ風。なすの香ばしさとチーズのむっちり感を豪快に混ぜて。 |
 | | | アンティパスト、天然魚介のサラダ仕立て。マリネした北海道の白バイ貝、宮城のムール貝、帆立。 |
|