シェフの五十嵐義春さんは、かつて五反野で「食酒五十嵐」というカウンター10席のみの店を切り盛りしていた。そのときとスタイルは変わらない。店内にかかった黒板に並んだメニューが基本となる「本日のおまかせコース」。黙っていれば、順番にすべての皿が出てくるけれど、自分のおなかのすき具合と相談し、3品だけチョイスすることもできれば、1品スキップすることだって可能。自分でコースを組み立てる、勝手気ままが許されるカジュアルスタイルなのだ。とはいえ、料理のベースはあくまでもフレンチ。組み合わせの妙が光る、潔いまでにシンプルでストレート、そしてダイナミックな五十嵐流フレンチが、わが意のままに楽しめる、理想のレストランだ。