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もとは高級寿司店だったという店を、倉橋さんは雅な日本料理店に衣替えさせた。
「カウンターは黒の漆にしたくて」とイメージははっきりしていたので、黒と白木のコントラストで店がまとめられた。カウンターの後ろには黒の壁板に桜の絵が描かれ、一年中お花見(?)ができる。「櫻川」という店名は、倉橋さんの生まれ故郷の地名。「初心を忘れないために、この名をつけました。入り口の看板は自分で彫ったんですよ」。日本酒のオリジナルラベルもお手製。華やかな空間だが、どこかホッとなごむのも、主人の手と心がこもっているからだろう。カウンターの後ろにある棚にもご注目。リーデルをはじめとするワインのグラスや、デカンタが美しく並べられている。ワイン好きの倉橋さん自慢のコレクションだ。
カウンターとはうって変わって個室は落ち着いた空間。4畳半の掘りごたつ式と、奥には6畳のテーブル席がある。こちらもまたプライベートな空間として人気がある。ネオン看板が並ぶ芋洗坂から見ると、黒塗りの入り口が別空間のような趣。店内は外の雑踏と隔絶された世界だ。スタッフも店もまだスタートしたばかりの"若い店"だが、精一杯心をつくしたサービスでゆったりと料理を楽しみたい。
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 | | 八寸 なまことこのわた、鴨ロースのフォアグラ焼き、蒸しあわび、肝、たこの柔らか煮など。海と山のものを。 |
 | | | 伊勢海老とあわびは特大のものを仕入れている。 |
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