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オープンして3年、地元の馴染み客と観光客が仲よく席をともにできる居心地のよい割烹「祇園たに本」。カウンター前の厨房では、ご主人を中心に若い料理人たちが手際よく料理を仕上げ、お客の箸のすすみ具合を見ながらタイミングよく一品一品が供されます。祇園にあって飲んで食べて1万円の店をやりたかったというご主人の谷本佳美さんがめざす店は、このカウンタースペースを最大限に生かした料理屋。「カウンター割烹はお客さまの顔を見てからが勝負。料理の工程や私たちの動きを楽しんでもらい、お客さまの好みがあれば微妙に味つけや盛りつけも変えていきます。とにかく喜んでもらいたいからね」と、きめこまやかなもてなしを大切にしています。また、料理は常にお造り、椀物、焼物の3品をおまかせの柱にし、まず魚の目利きのよさをお造り、店の味の看板になるだしを椀物、そして技のあるところを焼魚で......という構成。割烹初心者にもわかりやすいおまかせがいただけます。
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 | | 8000円のおまかせコースより、初めの一品は器にも演出を凝らす。稲穂籠の上は銀杏松葉刺し、いくらせんべい、蓮根せんべい、松葉素麺など。籠の中は表面をさっとあぶった鯖の小袖寿司。
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 | | | 2品めの小皿は粉末状にした素焼きのおかきで鯛をあえた安倍川風の一品。ほんのり梅をきかせた煎り酒が入り、青みは軸ほうれん草。 |
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