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「イタリア人にとって、パスタは生活の一部。生まれてからずーっと食べているワケだからね。一番身近で、なくてはならない食べものなんじゃないかなぁ」。楽しげに鍋をふりながら、こう語ってくれた石川勉シェフ。彼がイタリアで最初に働いた先がシチリアのレストラン。以来、力強くおおらかで太陽の恵みに満ちたシチリアの地にすっかり魅せられてしまった石川シェフ。去年の5月にオープンしたこの店でも、常にシチリアの風を感じながら、厨房に立っている。だからなのだろうか。彼が作るパスタには、どこか生活感漂うおいしさがある。料理上手なマンマが、愛する家族のために、日々心をこめて作る...そんな説得力のある、旨さなのだ。なかでも、「シチリアでパスタといえばスパゲッティ・ポモドーロ」の言葉どおり、トマトソース系のパスタは秀逸。ロングマカロニを半割りにしたような形のシチリア独特のパスタ"スパッカレッリ"を使った"ブッタフォーコ"を食べれば、シチリアの素朴で豊かな味を感じられるはず。「噛みしめて粉の味を楽しむ太いパスタが好きな」石川シェフの真骨頂が味わえる。
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 | | | ノルマ風茄子とトマト、リコッタサラータのマッケローニ1600円。シチリアの濃厚なリコッタチーズが旨みを一段と引き立てる。 |
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