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料理の大家ジョエル・ロブションが絶賛し、食通たちを唸らせる焼きとりの名店「バードランド」。極めつきの焼きとりのあとに、かき込む親子丼。これがまた目を見張るほどの味だ。肉に力がある。鶏肉を食べているという満足感があるのだ。さらに旨みの源のような卵が、ふんわり肉を包み、粒のしっかりしたご飯と一体になって迫ってくる。参りました!「奥久慈しゃもの魅力を引き出そうとしているだけですよ」。店主の和田利弘さんは、さらりと言う。奥久慈しゃもとは、しゃものオスと、名古屋コーチンとロードランドアイランドレッドをかけ合わせたメスを交配した品種。「脂肪が少ないのに、肉汁がたっぷりある」と、ぞっこん惚れ込んでいる和田さん。オスで4か月、メスは5か月、最も旨みののった若鶏が、茨城県の生産者から保冷宅配便で直送されるから鮮度は抜群。親子丼には、脂ののったもも肉と、歯ごたえのある胸肉の2種を使い、食感の違いを楽しめるような工夫がされている。卵も奥久慈しゃも、しかもヒナにかえる有精卵である。「親子丼を始めたのは、感動ものの卵を食べてもらいたかったからなんです」。当初は隠しメニューだったが、今やほとんどの客が注文するもう一つの名物だ。火を入れてから約1分30秒の早業でジューシーな肉、とろりとした半熟卵、火の通りも絶妙な親子丼ができ上がる。ボリュームたっぷりだが、焼きとりをたらふく食べたあとでも、するりと入るから不思議。おなかにゆとりがあったら、卵の味が生きたプリンも、ぜひお試しあれ。
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 | | | 旨み弾ける奥久慈しゃも、香り豊かな卵、一粒一粒がうまいご飯が一体となった親子丼。1200円。 |
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