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おうちでおいしく ヘルシーごはん

お酒で炊く つやつやごはん

 

「新米だからできる、ちょっと贅沢ををしてみない?」と、松田美智子さんが日本酒を片手に微笑みました。
「そう、水の代わりに、酒100%で炊きます。米の甘みとコクがグンと出て、ちょうど料亭のしめのごはんのように、二口か三口、噛みしめるだけで満たされるの。香ばしいおこげも、楽しみで」
 といっても、料亭のように立派な羽釜などはいりません。いつもシチューやポットローストを作っている、シンプルなほうろう鍋。それが一日に一度はごはんを食べないと落ち着かないという大のごはん党、松田さん愛用の“炊飯器”なのです。「これは厚手で熱の回りがやわらかく、重い蓋が蒸気を閉じ込めてくれるので、ごはんの一粒一粒がぷっくりして、ツンツン立ち、それはおいしく炊けるの。火加減だって、強火にかけて、沸騰したら弱火にするだけ。これなら身構えずに、すぐできるでしょう?」
 そして「だいたい“ピザはやっぱり薪窯ね”とこだわるのに、ごはんとなると炊飯器まかせで平気な人が多いのは、とっても残念よ」と、耳に痛いお言葉も。 甘酒のようなかぐわしい香りを漂わせながら、白い肌を火照らせていく秋の実り。蓋を開けたら、いつにも増してつややかな輝きが待っています。

   
 
お酒でたくつやつやごはん
 
材料(6〜8人分)
4カップ
3〜4カップ
 作り方
1. 米4カップはボウルに入れて水をたっぷり注ぎ、ざっと混ぜて、すぐに水を捨てる。
洗米

※水を加えた途端、米は水を吸い始めるので、手早くとぐのがポイント!最初の水が一番ぬかくさくなるので、米に吸わせないよう、急いで水を捨てる。

2. コップ1杯弱の水を注ぎ、20回ほどといで水をきり、もう一度同様にする。とぐのは、米1カップにつき10回が目安。しっかり水をきって、ぬかくささを落とす。
米をとぐ

※手の腹で軽く押してとぐ。力を入れすぎると米が割れるので、気をつけて。

3. 水を何度か替えながら、水が澄むまですすぎ、きれいな水に10分つける。
吸水させる

※吸水がたりないと、芯が残っておいしく炊けない。


4. ざるに上げてすり鉢状に広げ、15分おいて水気をきる。
水気をきる

早く水がきれるように、真ん中をあけて。

5. 鍋に米を入れ、酒を量って注ぐ。新米の場合は酒3カップ。そうでない場合は3と1/2カップが目安。

6. 蓋をして強火にかけ、沸騰したら弱火にして7〜8分炊く。蓋は開けないのが鉄則だが、慣れないうちは確認のため、ちょっと開けてもOK。

7. おこげを作りたい場合は、最後に15秒だけ強火にしてから火を止める。

8. 10分蒸らしてごはんをほぐし、蓋の裏についた水が落ちないように、蓋にペーパータオルをはさむ。

※ごはんはかための炊き上がり。普通に炊くときは4カップ強の酒で。水の場合も、炊き方は同じ。

 松田美智子さん
松田美智子さん料理研究家、テーブルコーディネーター。東京都出身、天秤座のA型。「元気ときれいは食生活から」をポリシーに、体にやさしくて美しい新感覚の料理を提案している。近著に『きれいになる!新和食』(講談社)。
 
 編集部ウラ話
デリシャスのおいしい取材中に見つけた、ウラ話です。
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