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フォンなしで作る 冬のビストロ煮込み料理

ポテ

 

本格的な味わいで、家庭でも作れるビストロ風の煮込みレシピが知りたい。そんなわがままに二人のシェフが応えてくれました。真のフランス料理を知っているからこそ、簡単な方法にアレンジできる、そのポイントをご紹介。この冬は、あなたも煮込みの達人に!
   
 
 
材料(4人分)
豚バラ肉((かたまり)) 500g
じゃがいも 4個
キャベツ 1/2個
マスタード 適宜
A
  塩
※(肉の3%)
15g
  グラニュー糖
※(肉の1.5%)
7.5g
  黒こしょう(ひきたて)
※(肉の0.3%)
1.5g
 作り方
1. 塩漬け豚を作る。豚バラ肉に合わせた[A]をまぶし、手でしっかりすり込む。裏側、骨をはずした肉の間などにも、まんべんなくしっかりと。力を入れて、手でもみながら[A]をすべてすり込んだら厚手のポリ袋に入れ、空気を抜いて口を閉じ、冷蔵庫のチルド室で1週間ねかせる。
煮込む前に塩漬け豚を作る。まず豚バラ肉にまんべんなく塩、グラニュー糖、黒こしょうを混ぜたものをまぶし、力を入れてもみ込みながらすり込む。

漬け込んで1週間おいた状態。余分な水分が抜け、うまみが凝縮されている。これだけで煮込み料理の味出しベースに使える塩漬け豚ができ上がる。

2. 1)を水洗いして水気をきり、深めの鍋に入れて水をかぶるくらい入れ、弱火でゆっくり沸騰させる。

3. あくを除きながら約2時間、蓋をしないで肉が柔らかくなるまで煮る。火加減はフツフツと静かに煮立つ程度。グラグラと沸騰させてしまうと煮汁が濁るので注意する。途中、水が少なくなったら、煮込み始めと同様、かぶるくらいまでたす。
ポテの火加減は、小さな泡がフツフツと立つ程度。大きく煮立たせてしまうと煮汁が濁る。煮込み始めから仕上がりまで、この火加減を守ることが大切。

4. じゃがいもは水洗いし、皮をむかずにまるごと水からゆでる。ポテにはこのほうがおいしい。
5. キャベツは芯をつけたままくし形に4等分し、3)の鍋に入れる。キャベツが頭を出すようなら、煮込み始めと同様、材料がかぶるくらいに水をたし、落とし蓋をして柔らかくなるまで煮る。
6. 5)に柔らかくゆでたじゃがいもを入れ、じゃがいもが温まる程度に煮込み、煮汁といっしょに器に盛る。マスタードをつけていただく。
豚肉が柔らかくなったらキャベツを入れ、キャベツが煮えたところにゆでたじゃがいもを加える。じゃがいもが温まる程度に煮てでき上がり。


 谷 昇さん
谷 昇さんオーナーシェフ。1952年東京都生まれ。76年、89年と2度渡仏し、アルザスのレストランなどで修行をする。帰国後、東京・青山、六本木などのフランス料理店でシェフを務めたあと、「ル・マンジュ・トゥー」をオープン。オーナーシェフとして、大好きな海へ出かけることもできないほど、日々多忙を極める。小さなレストランでありながら、グランメゾン級の料理が楽しめると、今、おいしいもの好き垂涎の的。
「ル・マンジュ・トゥー」
東京都新宿区納戸町22 TEL/03(3268)5911  営/12時〜13時(L.O)、18時〜21時(L.O)  休/日曜  月曜のみ18時からの営業  必ず予約を
 
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